雅歌

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■収録曲
(1) はるかな沈黙の鳩
(2) ヴァイオリンとピアノの為の三部作
Ⅰ花束と空飛ぶ恋人たち
Ⅱヴィテブスクの冬の夜
Ⅲヴァンスをめぐる想い
(3) 誕生日
(4) シオンの丘より
(5) 雅歌
(6) シャロンの花に捧ぐ

■説明
信じつづけること、それが私の愛です。
林晶彦の雅歌は自由詩として書かれています。

第1テーマはヴァイオリンが奏で、続いてピアノ・ソロとヴァイオリン・ソロのカデンツァ。ふたたび静かな間奏部となり、風のようなセクションがそれに続きます。そして最後は非常に静かで安らかな音楽となります。
雅歌をモチーフに書かれたこの音楽を作曲家・林晶彦と共演し、私はその音楽的な言語力に圧倒されました。
(東洋と西洋が微妙に融和し、さらにイスラエル的な香りが付加された独特の世界でした。)表現がきわだって純粋です。偽りのない気持ちや誠実さと同時に、もっと友愛に満ちた環境・よりよい世界を求めてやまぬ心の、渇望の痛みも感じ取れます。
こうした感性こそ、私たちの魂や心を満たしてくれる純粋な愛の素地となるものです。私たちの心にある全き愛と、私たちを取り巻く環境とは、おそろしく離反しています。この世には美と善が満ちているというのに、様々な邪悪な力のほうが優位を占めている現実は、受け入れがたいものです。そうした現実の中で、この理想主義的な音楽を聞くと、「なんと素晴らしいのだろう、そんな素晴らしい世界を望むことができようか?」という疑念が沸き起こります。鮮烈なこの感覚こそこの美しい作品の第一の特徴であり、私たちを楽天主義的な心境へと向かわせてくれるのです。

メナヘム・ブラアー(元イスラエルフィルハーモニーオーケストラコンサートマスター)